Tetsuro Komai Exhibition
資生堂ギャラリーにて開催された銅版画家、駒井哲郎回顧展の展示演出デザイン。 室内を回遊しながら年代順に作家の歩みを顧みる展示構成となっています。この展示演出の最大のポイントになっているのが、ギャラリー特有の高い天井高を生かして吊り下げられた17枚の板。シンプルに白一色で塗装されたこの板を前後に隙間を明けることで空間にリズムが生まれ、その隙間の先には異なる年代の作品がちらりと顔を覗かせます。どの地点にいても作家の各年代の作品を感じることが出来る、「回顧展」という場に相応しい設えを試みています。
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